日本企業がTISAX認証にBSIを選ぶ理由──最適なパートナーとしての強みとは
近年、自動車業界においては車両のコネクティビティやソフトウェア依存度の高まりに伴い、情報セキュリティの確保が欠かせない課題となっています。特に欧州を中心に、自動車メーカーや主要サプライヤーが調達条件として要求することが増えているのがTISAX(Trusted Information Security Assessment eXchange)です。
TISAXはENX協会が運営する国際的な情報セキュリティ評価スキームであり、第三者審査を通じてサプライチェーン全体でのセキュリティレベルを可視化・信頼性を確保する仕組みです。
日本企業にとってもTISAX認証は「海外OEMやTier1とのビジネスを継続・拡大するための必須要件」となりつつあります。しかし、多くの企業から「どの審査機関を選べばよいのか分からない」という声が寄せられています。
そこで注目されているのが、BSIグループジャパンです。
日本人審査員が複数在籍──安心のコミュニケーション
TISAX審査において最も重要なのは、要求事項を正しく理解し、的確に評価を行える審査員の存在です。多くの審査機関では日本語対応できる審査員が1〜2名程度に限られていますが、BSIグループジャパンには複数の日本人TISAX審査員が在籍しています。そのため、初回の相談から審査の実施、指摘事項のフィードバックまで一貫して日本語で円滑に進められる点が大きな安心材料となります。専門用語が多く誤解を招きやすい情報セキュリティ分野において、母国語での明確なコミュニケーションは、認証取得の成功率を高める大きな要素です。
日本国内で契約完結──スムーズで安心の手続き
TISAXを提供する多くの審査プロバイダーは、契約手続きを海外拠点と行う必要があります。そのため、契約書のやり取りや法的な確認に時間がかかり、進行が滞るケースも少なくありません。
一方、BSIグループジャパンでは審査契約を日本国内で完結できます。加えて、TISAX特有の契約スキームに精通した日本人営業担当が在籍しており、企業ごとの状況に合わせた丁寧なサポートを提供します。これにより、申請から審査までのリードタイムを大幅に短縮できると同時に、契約リスクを最小化することが可能です。
レビューも日本国内で完結──スピードと品質を両立
TISAX審査のもう一つの特長は、審査後に行われる「レビュー(審査結果の妥当性確認)」です。多くのプロバイダーでは、このレビュー工程が海外拠点で実施されるため、回答待ちに時間を要したり、追加質問が英語で返ってくるといった課題があります。
BSIグループジャパンではレビューを日本国内で実施できる体制を整えており、審査結果をスムーズに確定させることが可能です。さらに、国内だけでなく海外案件も豊富に扱ってきた実績を持ち、国際的な要求に対応できる柔軟性も兼ね備えています。
国内シェアNo.1クラス──選ばれる理由がある
BSIジャパンはこれまで日本国内で発行されたTISAXラベルの約半数に関与しており、圧倒的な実績を誇ります(BSIジャパン調べ)。これは単に審査件数が多いだけでなく、日本企業の特性を理解し、グローバル基準で高品質な審査を提供してきた証でもあります。
国際規格の認証機関として世界的に信頼されるBSIだからこそ、国内外の自動車業界から選ばれ続けています。これからTISAX認証を検討する企業にとって、BSIジャパンは「確実に認証を成功させるための最良のパートナー」であると言えるでしょう。