2026年9月8日
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2026年9月8日
BSI(英国規格協会)の日本法人である、BSIグループジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい、マネージング・ディレクター:根本 英雄、以下「BSIジャパン」)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川 潤一、以下「ソフトバンク」)が提供する、データ整備により生成AIの回答精度の向上を支援するサービス「TASUKI Annotation」に関するAIマネジメントシステム(AIMS)に対し、BSIジャパンの日本人審査員による審査とBSI Assurance UK Limited※1のレビューを経て、国際規格「ISO/IEC 42001:2023(AIマネジメントシステムの国際規格)」の認証を2026年8月25日付で付与したことを発表します。これに合わせ、当社は2026年9月4日、ソフトバンクに対する認証授与式を実施しました。
本認証は、ソフトバンクが提供する生成AI向けデータ整備サービス「TASUKI Annotation」に関するAIマネジメントシステム(AIMS)が、当該サービスに係るリスクと機会を継続的に評価・管理・改善する仕組みとして国際規格「ISO/IEC 42001:2023」の要求事項に適合していることを、第三者認証機関であるBSIが審査し認証したものです。日本の産業とデジタル化社会を支えるソフトバンクのAIガバナンスが国際規格に適合していることは、AIの社会実装が加速する中で大きな意義を持つものと考えています。
BSIジャパンでは、AIを活用する組織に対し、責任ある運用・ガバナンス強化を支援するため、国際規格に基づく認証や研修サービスの提供を強化しています。今後も、安全・安心で信頼されるAIの普及を推進し、AI時代における持続可能で信頼性の高い社会の実現に貢献してまいります。
※1 BSI Assurance UK Limitedは、BSIグループの認証サービスを提供する英国法人の名称です。なお、BSIグループジャパン株式会社はその日本法人です。
生成AIの急速な普及により、企業における業務活用やサービス実装は本格化しています。総務省「令和7年版 情報通信白書」※2によると、日本企業の55.2%が何らかの業務で生成AIを利用しており、生成AI活用方針を定めている企業も49.7%に達しています。一方で、同白書では生成AI導入に際しての懸念として、「効果的な活用方法がわからない」に次いで「社内情報の漏えい等のセキュリティリスク」が挙げられており、技術導入と信頼確保の両立が企業共通の経営課題となっていることがうかがえます。
この課題は世界的にも共通です。BSIが2025年10月に発表した「企業のAIガバナンスに関する調査」※3(世界7か国、シニアビジネスリーダー850名超を対象)では、自社にAIガバナンスプログラムを整備していると回答した企業は世界全体で4分の1未満にとどまり、日本ではわずか10%でした。日本では、従業員のAIツール利用を監視している企業は9%、AIがもたらすリスクの評価プロセスを有する企業は12%と、AI利活用の進展にガバナンス体制が追いついていない現状が明らかになっています。
※2 総務省「令和7年版 情報通信白書 」
※3 BSI「企業のAIガバナンスに関する調査レポート」(2025年10月28日発表)。FocalDataによる世界7か国(オーストラリア、中国、フランス、ドイツ、日本、英国、米国)のビジネスリーダー850名超への2回のグローバル調査および、多国籍企業123社の年次報告書のAI関連言及分析に基づく。
ISO/IEC 42001:2023は、2023年12月に発行された世界初のAIマネジメントシステム規格です。本規格は、AIシステムの企画、開発、提供、利用に伴うリスクと機会を体系的に管理し、継続的な改善を実現するための枠組みを提供します。BSIは英国の国家標準化機関として、同規格に基づく認証サービスをいち早くグローバルに提供してきました。今後も、責任あるAI活用を支援し、信頼できるAIの普及と安全・安心なAI社会の実現に貢献してまいります。
ISO/IEC 42001:2023
「TASUKI Annotation」に関するAIマネジメントシステム※
BSI Assurance UK Limited
2026年8月25日
※認証書に記載される正式な認証登録範囲は、ソフトバンクのウェブサイトをご参照ください。
AI活用が急速に広がる中、組織には技術革新と適切なガバナンスの両立が求められています。このたび、ソフトバンク様が責任あるAI活用に向けた取り組みを実践し、AIマネジメントシステムに関する国際規格「ISO/IEC 42001:2023」の認証を取得されたことを心より嬉しく思います。これは、AIの利活用において高い水準のガバナンスとリスクマネジメントを確立していることを示す重要な成果であり、国内外の企業にとっても有益な指針となるものと考えています。
本認証は、ソフトバンク様のAIシステムに関する取り組みが、安全性、信頼性および責任ある運用の観点から適切に管理されていることを示し、お客様、パートナー、社会を含む幅広いステークホルダーの信頼向上に寄与するものです。BSIは今後も、ソフトバンク様をはじめとする先進的な組織とともに、AIが社会へ安全かつ信頼できる形で実装され、より良い未来と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させてまいります。
AI活用が急速に広がる中、その価値を最大化するためには、AIの安全・安心な活用を支えるガバナンス体制が不可欠と考え、認証取得に取り組みました。今後も国際標準に基づく継続的な改善を重ね、信頼されるAI活用と新たな価値創出を両立していきます。
これまでのISO認証を通じて築いてきた信頼関係と、ISO/IEC 42001のグローバルな審査実績からBSIを選びました。今回も審査員の皆さまには、当社業務やAIシステムの実態を丁寧に確認いただき、真摯な対話を重ねることができました。審査を通じて当社の強みやAI特有の管理のあり方を再認識する貴重な機会となり、心より感謝しています。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよび研修サービスの提供を主業務とし、また規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。
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