近年、社会全体でAIの開発や利活用が進み、生産性の向上やイノベーション創出が進展する一方で、AIリテラシー/ガバナンスへの意識が高まっています。このような環境下で、AI利活用におけるリスクを正しく認識し、信頼できるAIの開発・提供・利用を促進することで、製品・サービスの品質向上や消費者からの信頼を獲得し、企業価値向上につなげていく事が肝要と言えます。
また、2024年には、EUで世界初となるAI規制法(EU AI Act)が成立し、日本においても経済産業省と総務省が策定した、「AI事業者ガイドライン」により、企業として取り組むべくAIガバナンスの要件・施策等が公表されています。さらに2025年には、AIを経済・社会の発展の基盤となる重要な技術と位置づけ、「AI活用推進法」が成立しました。同法律には、よりいっそうのAI活用の推進や不正・不適切なAI利用の対策検討等が盛り込まれ、今後AIガバナンスへの取り組みの重要性はますます高まっていくと考えられます。
当研修は、現在、その利用がますます拡大しているAIのリテラシー/ガバナンスに特化したトレーニングであり、組織における一般社員のみならず、マネジメント、AI開発者、ガバナンス管理担当の各役割に応じたコンテンツを含むもので、お客様は自社のニーズにあわせて、必要なコンテンツを選択して受講いただくことが可能です。
<本研修の特徴>
- お客様ニーズにあわせて、対象者の選定や、お客様自身のAI戦略・ユースケース・方針・規程等にあわせたコンテンツの調整等を行い、より効果的・実践的な対応を目指すよう設計されています。
- AIガバナンスの専門家(グローバル組織IAPP認定・AIGP®有資格者)により監修・策定されています。
- グローバルレベルの専門知識や最新動向を盛り込み、最新の状況を反映するよう内容を随時調整いたします。
- ビジネス面、リーガル面、テクノロジー面とさまざまな視点から包括的に学んでいただける内容となっています。
受講によるメリット
AIリテラシー/ガバナンスを組織内に、浸透・定着させることができます。
また、受講者お一人おひとりにとっては、AIに関するご自身の役割に応じて、身につけておくべき知識や洞察を得ることができます。
- 一般社員の方々:AIの基礎知識や日常業務での活用方法を学習
- マネジメントの方々:AI導入における意思決定やリスク管理を学習
- AI開発者の方々:AIシステムの設計・開発に必要な倫理や法的知識を学習
- ガバナンス担当者向け:社内ルールや体制づくりのポイントを学習