リモート審査

リモート審査は基本的にオンサイトでの審査と同じですが、審査員はICTテクノロジーを介してお客様とコミュニケーションいたします。

様々なICTテクノロジープラットフォームを介することで、ドキュメントおよび記録のレビュー、審査対象の施設の見学、担当者のインタビュー、審査結果のプレゼンテーション等が可能になります。

• Webex、Zoom、MS Teams、などのライブWebストリーミングテクノロジー
• ビデオ機能（WhatsApp、Skype、Facetimeなど）を搭載したスマートフォンやタブレットなどのモバイルテクノロジーと組み合わせたライブストリーミング
• Smartglassテクノロジーとビデオヘッドセットを組み合わせたライブストリーミング

BSIは、審査に先立ってお客様と協力し、基盤となるICTテクノロジーの導入の前に、お客様の環境で使用可能かどうかを確認させていただきます。

BSIジャパンでは、リモート審査に関する疑問や質問・悩みにお答えする、無料オンライン相談会（Zoom上にて20分～30分程度）を開催しております。BSIジャパンの経験豊富なスタッフが、概算、スケジュール、認証取得までの流れ等、皆様のご質問や疑問に対してわかりやすくご説明させていただきますので、お気軽にご利用ください。（ご希望の方は、お問い合わせフォームにて「リモート審査に関する相談会希望」と明記の上お申し込みください。）

• 予定通りの審査日程にて、審査の実施が可能
• 互いの行き来が減ることにより、二酸化炭素排出量及び経費を削減できる
• 柔軟なアプローチ‒お客様に最適なテクノロジーで提供できる
• 世界中の専門家ネットワークにより簡単にアクセスできる
• 拠点に関係なく、担当者が審査に対応できる
• 通常の審査同様、信頼できる専門知識を備えたIT技術を駆使した審査が受けられる
• 非常事態で事業所へのアクセスが制限される場合でも、審査の実施が可能

お客様からBSIのリモート審査関するフィードバックをいただいております:

「クライアントのRSK Fastenings社と協力して、BSIによる優れたリモート審査を実施しました。 通常のオンサイト訪問同様多くの価値を得ることができました。 とてもスムーズに審査を受審することができました」

Emma Eastwood, Foremost Ltd, Professional Services

リモート審査には2つの主要なアプローチがあります。

1)   審査員が事業所外におり、BSIのオフィスまたは審査員の自宅から審査を行う。

2)   審査員がお客様の拠点の一つでお客様と一緒に居ながら、別の事業所に対し、インタビュー、文書及び記録のレビュー、またはお客様の担当チームと共にプロセス及び活動を観察するなどリモートで実施し、審査を行う。

アプローチに関わらず、またお客様個々の審査要求事項に応じて、さまざまなテクノロジーを使用し、リモート審査を行います。データの安全な収集、また新たな領域への参入を可能にし、お客様にとって最も効果的な審査を提供いたします。

リモート審査は、認証プロセスのどの段階での使用も検討可能です。
BSIのリモート審査に関する3つのプロセスは下記の通りです。

Step 1: 計画策定

スキーム固有の要求事項及びお客様のテクノロジー状況を考慮しながら、提案されたアプローチについてお客様とともに検討し、効果的な審査を確実に提供できるようにします。アプローチ方法が確認され次第、日程を決定し、審査チームリーダーにより詳細な審査計画プロセスが開始されます。

リモート審査に使用されるテクノロジー及び審査方法について話し合い、合意した後、リモート審査に関する記載も含めた審査計画書を配布いたします。

Step 2: リモート審査の実施

リモート審査の成功は、お客様と審査員間の安定した通信を確実にするために適切な接続（つまり、音声及びビデオ）を保つことによります。

接続が確立すると、インタビュー、文書及び記録のレビュー（画面共有による）、プロセス及び活動の観察（可能な場合はビデオ共有による）を通じて審査証拠が収集されます。すべての証拠がレビューされ、審査所見及び結論が報告されます。唯一の違いは、リモート技術を使用して行われる点です。

Step 3: 審査報告

通常のオンサイト審査報告書に加えて、リモート審査報告書には、使用されたリモート審査方法の詳細も含まれ、規定された目的を達成するための審査の有効性が明確になります。注釈: リモート審査に関して追加の規定がある認証スキームもございます。

こちらのFAQのページでもリモート審査に関する事項がご確認いただけます。