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    BSIのネットゼロへの道を達成するための7ステップ

    本書は、BSI ネットゼロ・パスウェイに必要な7つのステップを紹介するために作成されました。

    ステップ0 - ディスカバリーワークショップ(オプション)

    ISO 14064-1カーボンフットプリント検証を実施する準備がまだ整っていない場合は、ディスカバリーワークショップの実施がおすすめです。当社のディスカバリーワークショップでは、企業が実行可能な計画を策定します。それにより、組織の規模にもよりますが、およそ6~12か月でISO 14064-1の認証を取得できるようになります。

    ステップ1 - カーボンフットプリント検証

    • ISO 14064-1を使用してカーボンフットプリントを算定します。
    • このフットプリントは、将来の改善を測定する際のベースラインとして使用されます。
    • フットプリントの算定が完了すると、BSIが全体的な検証を実施し、検証意見書を発行します。
    • この検証は、国際認定フォーラム(IAF)に認められた認定機関によって認定されています。

    ステップ2 - GHG(温室効果ガス)排出削減システムを導入する

    • 組織は、ISOのネットゼロガイドライン(IWA 42)の主要な原則を用いて定義された推奨事項に基づき、GHG排出量削減行動計画を実施します。
    • アクションプランには、目標に沿った温室効果ガス削減のための具体的な活動が含まれます。
    • 注 - ISOネットゼロガイドライン(IWA 42)はガイダンス文書であるため、BSIのネットゼロへの道の外でこのガイドラインの認証を受けることはできません。

    ステップ3 - ネットゼロ・パスウェイ監査

    • BSIは、ISOのネットゼロガイドライン(IWA 42)の主要原則に基づいたネットゼロ・パスウェイスキームに照らして、GHG(温室効果ガス)排出量削減計画を監査します。この監査には、計画的な事業成長に伴うGHG排出量も考慮されます。

    ステップ4 - 目標の評価

    • ステップ1で検証されたデータを使用して、計画されたGHG排出削減量が、組織が2050年までに、またはそれ以前にネットゼロを達成できるかどうか、あるいは目標達成のためにさらなる削減対策が必要かどうかを評価します。

    ステップ5 - 正式な承認

    • フットプリントの検証、目標設定、およびネットゼロ・パスウェイスキームに基づいた十分な監査が完了すると、BSIは、組織がネットゼロ・パスウェイスキームの認証を取得したことを証明する「認証書」と「Mark of Trust」を発行します。
    • この証明書とMark of Trustは、組織が利害関係者にネットゼロへのコミットメントをアピールする際に使用できます。
    • また、認証を受けた組織としてBSIのウェブサイト上のリストにも掲載されます。

    ステップ6 - 年次監査

    • 認証後は、炭素削減行動計画が維持されていること、そしてGHG排出量削減目標に向けて組織が前進していることを確認するために、年次監査が実施されます。
    • この監査には、実際のデータによる予測データの更新、および必要に応じて削減目標を再設定することも含まれます。

    ステップ7 - 再検証

    • BSIは、初回のカーボンフットプリント検証から3年目に、ISO14064-1に準拠した全体検証を行い、そこで新たに認定された検証意見書が発行されます。
    • 再検証後にはISOネットゼロガイドライン(IWA42)の主要原則に対する年次監査も実施されます。引き続き要求事項を満たした場合、新たな証明書が発行されます。