お問い合わせ

Suggested region and language based on your location

    Your current region and language

    ミーティングする人たち
    • ブログ
      イノベーション

    「失われた30年」を取り戻す、今、日本に必要な国際標準規格:ISO 56001イノベーションマネジメントシステム

    イノベーションマネジメントの国際標準規格「ISO 56001」の導入と認証取得のメリットとは?

    イノベーションマネジメントの国際標準規格「ISO 56001」の導入と認証取得のメリットとは?

    イノベーションは、現代の企業が持続的な成長を遂げ、国際的な競争力を維持するために不可欠な要素です。そうした中、イノベーション活動を体系的にマネジメントする国際規格として登場したのが「ISO 56001」です。これは、イノベーションマネジメントシステム(IMS)の運用指針を示し、組織が継続的に価値を創出できるよう枠組みを提供します。
    海外では英国やEU、アジア・中東の大手企業を中心に導入が進み、特にスタートアップ連携や研究開発部門の強化に成果を上げています。日本国内でも一部の先進企業で導入が始まっており、「失われた30年」を乗り越える鍵として注目されています。

    ISO 56001導入の主なメリットは、①製品・サービスの差別化、②社内外の信頼獲得、③イノベーションプロセスの明確化、④外部パートナーとの連携強化、⑤投資家・取引先へのアピール、の5点です。認証取得は、企業が“仕組みでイノベーションを生み出せる体制”を持つ証明となり、ブランド力と経営効率の両面に好影響を与えます。

    BSIが提供するISO 56001認証の独自価値とは?

    現在、日本で唯一、ISO 56001の認証審査を実施できるのがBSIグループジャパンです。BSIはISOの創設メンバーであり、国際規格の策定から関わっています。長年の知見をもとに、組織の課題やニーズに即した柔軟な審査やトレーニングを提供することで、真に価値あるイノベーション推進を支援します。

    BSIの審査は「合否」ではなく「対話」を重視し、規格の意図する目的と本質を理解し、組織のビジョンや文化に寄り添った評価を通じて、内部の気づきを引き出し、改善の糸口を提示します。単なる形式的なチェックではない、深いフィードバックが得られるのがBSIの審査の特長です。

    認証を通じて、イノベーションを“戦略資産”に変える

    BSIでは、ISO 56001を単なる「マネジメントシステム」としてではなく、企業価値を高める“戦略資産”として捉えています。審査を通じて、イノベーション活動が経営戦略と結びついているかを確認し、実効性の高い仕組みへの改善を支援します。
    また、BSIの審査チームは審査員のバックグラウンドや様々な業界における審査の経験を有し、各業界別の知識を活かして、R&D、製造、マーケティング、経営企画など各部門のイノベーション活動を適切に審査を行います。審査を通じて、受審組織のイノベーション活動を属人的ではなく、“組織的な活動”へと昇華させる一助となる知見をご提供します。

    BSI Kitemark™認証の価値

    ISO 56001認証はBSI独自の「BSI Kitemark™」というプライベート認証制度として提供されます。
    BSI Kitemark™は、120年以上の歴史を持つ、世界最古のトレードマークです。その起源は1903年、英国の路面電車の線路で使われた製品識別マークにさかのぼり、以来、品質・安全・信頼の象徴として広く認知されてきました。現在では製品だけでなく、サービスや組織全体にも対象を拡大しており、ISO 56001への適合もその一つです。BSI Kitemark™の取得は、貴社のイノベーション活動が国際的に信頼されるレベルにあることを、確かな形で示すものとなります。

    グローバルで通用する「信頼の証」を、貴社の未来へ

    ISO 56001は、今後グローバルビジネスにおける「信頼の指標」として広がることが予測されます。特に外部パートナーや投資家からの評価において、国際的な認証は強力な後押しとなります。
    世界最古の国家規格協会であるBSIによる審査と認証は、公平性と専門性がグローバルで広く認められており、貴社のイノベーションへのコミットメントを効果的に外部へアピールできます。新規市場への参入、海外パートナーとの連携、優秀な人材の採用にも有効です。BSIによるISO 56001認証を貴社の「未来を創る」イノベーション活動への本気度を対外的に示すためのツールとしてお使いください。