BSIジャパン、 HACCP導入及びフードディフェンストレーニングコーススタート 2020年に向けた食の安全性向上をサポート

2017年5月11日

BSI グループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 五十嵐 泰文、以下BSI ジャパン)は、食の安全性向上をサポートする、「BSI HACCP導入実践トレーニングコース」及び「PAS 96:2014に基づくフードディフェンストレーニングコース」をスタートいたします。

HACCP(ハサップ)とは、Hazard Analysis and Critical Control Pointの略で食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis )し、その結果に基づいて重要管理点( Critical Control Point )を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理手法です。この手法は国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格(コーデックス)委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。日本では、現在、厚生労働省が2020年までの義務化を目指しています。また、食品への悪意ある意図的な異物混入事件が日本でも起きる昨今、改めてフードディフェンス(食品防御)への取り組みは重要な課題となっています。フードディフェンスとは、食品の製造過程で誤って異物が混入したりすることを防ぐHACCPとは異なり、意図的な異物混入などの悪意ある攻撃から製品やサプライチェーンの安全を確保することです。

新コースとなる「BSI HACCP導入実践トレーニングコース」は、国内外の食品安全法規制を遵守するために重要なHACCPを導入または改善するスキルを身につける為のコースです。危害分析や7原則12手順などを演習も交えて解説していきますので、受講者はより実践的なスキルが身につくカリキュラムになっています。もう1つの新コースである「PAS 96:2014に基づくフードディフェンストレーニングコース」は、故意の攻撃からの食品と飲料の保護および防御のためのガイドラインであるPAS 96:2014を理解するコースです。

BSIジャパンは、食の安全性をサポートしていくべく、様々な食品安全認証サービスやトレーニングなどのサービスを提供しお客様のビジネスの発展に貢献してまいります。


BSI HACCP導入実践トレーニングコース概要

日 時     :8月3日(木)-4日(金)両日共に9:30-17:30

受講料    :80,000円(税抜)初回のみ限定価格 60,000円(税抜)

会 場     :BSIグループジャパン東京本社(BSI Training Academy)
東京都港区北青山2-12-28 青山(セイザン)ビル3F
MAP: https://www.bsigroup.com/ja-JP/about-bsi/about-bsi-japan/map-tokyo/

受講目的:HACCPのリスク分析の手法を学びます
HACCPの7原則及び12の手順について理解します
HACCPプラン又はスタディを作成する基礎的なスキルを学びます

詳細・申込:https://www.bsigroup.com/ja-JP/BSI-HACCP-GMP/training/implementation/


PAS 96:2014に基づくフードディフェンストレーニングコース概要

日 時     :9月5日(火) 9:30-17:30

受講料    :30,000円(税抜)

会 場     :BSIグループジャパン東京本社(BSI Training Academy)
東京都港区北青山2-12-28 青山(セイザン)ビル3F
MAP: https://www.bsigroup.com/ja-JP/about-bsi/about-bsi-japan/map-tokyo/

受講目的:PAS 96:2014の重要性とメリットを理解する
TACCP(脅威評価重要管理点)について理解する
VACCP(食品偽装脆弱性重要管理点)について理解する
サプライチェーンの脆弱性リスクアセスメントを実施できるようにする
原材料リスクアセスメントを実施できるようにする

詳細・申込:https://www.bsigroup.com/ja-JP/ISO22000/training/PAS96/