IATF 16949 (ISO/TS 16949)
最新改定情報

IATF(International Automotive Task Force)は、ISO/TS 16949に替わる自動車産業の新しい品質マネジメントシステム規格、『IATF 16949:2016』を発行致しました。

『IATF 16949:2016』は、近年の自動車産業におけるグローバル競争の加速や複雑なサプライチェーン等を考慮されており、組織が継続的改善を享受できるように策定された新しい品質マネジメントシステムです。

 

『IATF 16949:2016』は、自動車産業界における"組織の品質マネジメントシステムの要求事項"を定義しているISO/TS 16949に替わる規格になります。

本規格は単独の規格ではなく、2015年に改定されたISO 9001:2015の構造や要求事項に沿って策定されております。一部の要求事項はISO 9001:2015と同一のものとして取り扱われるため、既にISO 9001:2015を認証されている組織様は、『IATF 16949:2016』へのアップグレードをスムーズに対応できる可能性があります。

 

ISO/TS 16949:2009認証を取得されている組織様は、2018年9月14日までに『IATF 16949:2016』への移行を完了する必要があります。2018年9月14日以降は、全てのISO/TS 16949:2009認証が無効になります。

また2017年10月1日以降は、全ての審査(初回審査、サーベイランス審査、移行のための再認証審査等)は『IATF 16949:2016』にて審査をする必要があります。

 

IATFが新たに義務付けた今回の要求事項は、お客様のビジネスにおいて、より良い品質の製品や継続的改善に繋がるものであり、BSIでは非常に有意義なものだと認識しております。

BSIでは、お客様が新しいIATF 16949:2016にスムーズに移行できるよう、今後も様々な情報をご提供してまいります。

お客様に最新の情報を提供し、IATF 16949:2016への移行作業・また新しい規格を最大限に活用できるよう、引き続き様々な形で支援させて頂きます。

 

IATFの最新情報に関してはこちら(英文)



IATF 16949 改定版最新スケジュール

2016年4月にIATF(国際自動車タスクフォース)主催の会議がイタリアで開催され、現行の品質マネジメントシステム(QMS)の見直しの必要性が唱えられ、IATFメンバーの意見を反映した改定版への移行が提案されました。

 

IATFではステークスホルダーからの意見と、各国のサプライヤーのフィードバックを検証し、より良い品質マネジメントシステムへの改定に向けて世界規模で議論を続けてきました。

 

新しい規格『IATF 16949』は2016年10月に発行されています。

 

またIATFでは各認証機関へトレーニング等を通じて改定版を共有できる体制を整え、2017年の早い段階から改定版規格への移行が開始できるように準備が進められております。

 

  • 2016年4月:ISO/TS 16949改定版移行への提案
  • 2016年5、6月:サプライヤーからのフィードバック検証
  • 2016年10月:新しい規格『IATF 16949:2016』を発行
  • 2017年初め:BSIを含む認証機関から移行サービス開始予定


IATF 16949 改定版の背景

自動車産業における要求事項は常に変更されており、

現状の規則に反映した下記要件が考慮された新しい自動車品質規格必要となったためです。

 

  • 関連部品やその部品に付随するプロセスの必要要件のため
  • 規則変更に柔軟に対応できるよう、製品要求事項を明確に把握できる体制を整えるため
  • 自動車に既に組み込まれたソフトウェア製品の要求事項確立のため
  • 良品返品(不良個所が見つからなかった返品製品)の対応や、自動車産業ガイダンスを考慮した保障マネジメントシステムの見直し
  • サプライヤー向け管理とサプライヤーとの開発要件の明確化
  • 企業の社会的責任の追加事項