IAQGより、新型コロナウイルスの影響(従業員の感染発生やサイトの閉鎖など)により通常の現地審査ができない場合には、100%のICTを活用したリモート審査(以下ICT審査)が新型コロナウイルス感染症の影響がある場合に限り許可されました。
BSIは、2018年より世界の他の認証機関に先駆けてICT審査サービスを提供してきました。
今回、新型コロナウイルスの影響によって通常の現地審査ができないことによる認証継続のリスクが発生していますが、BSIでは今まで培ってきたICT審査の知見を活用し、皆さまに安心・安全な審査を提供し、皆さまの認証維持のため、尽力してまいります。
なお、新型コロナウィルスの影響がない場合、ICT審査は従来のルールに従い最大30%の提供となります。
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Q: 新型コロナウィルスの感染が怖いため、100%ICT審査をしたいと思いますが、できるでしょうか?
A: 新型コロナウイルスの影響(感染の発生や、サイトの閉鎖など)により、通常の現地審査ができない場合のみ100%ICT審査の実施対象となります。特別処置の対象となるか所定の様式に回答いただき、BSIにて対象となるか確認することとなります。
Q: 対象となる審査の種類に制限はあるのでしょうか?
A: 新型コロナウイルスの影響(従業員の感染発生やサイトの閉鎖など)により通常の現地審査ができない場合には、全ての審査(初回認証、サーベイランス、再認証、スコープ・サイトの変更、移転、特別審査)でICT審査のみで審査が可能です
Q:正式にはいつからIAQGの許可が下りているのでしょうか?期限はあるのでしょうか?
A: 2020年3月17日に発行されたIAQGの通達により、発行即日より許可されました。IAQGは状況を継続的に評価し、状況の変化に合わせて更新版を提供します。期限は更新により、明らかになりますが、現時点では新型コロナウイルス感染症の影響のある場合が対象となっています。
Q: ICT審査を行う場合、従来の対面式の審査と比較し、審査期間は短くなるのでしょうか?
A:ICT審査の実施により、審査期間の変更はありません。通常は審査期間の最大30%ですが、コロナウィルスの影響による特別処置により審査期間の最大100%可能となりました。しかし、現地でしか確認できない活動(実際の現場作業など)は従来と同様ICT審査はできないため、現地活動確認時間は削減されます。そのフォローアップとして、別途または次回審査において削減分の期間を追加して審査することとなります。
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