2022年11月14日、英国のビジネス・エネルギー・産業戦略（BEIS）省は、英国市場（イングランド、ウェールズ、スコットランド）におけるCEマークの使用期限について、猶予措置の延長を発表しました。同省によると、CEマークの使用期限を2年間延長し、2024年末まで使用を可能にするとのことです。また、UKCAマークへの移行期間についても2027年末へ延長されます。
EU内の適合性評価機関による評価が必要な製品においては、2024年末までに適合性評価が行われたものについてUKCAマークの貼付が認められます。
今回の延長措置について、同省は、新型コロナウイルスの感染拡大後の状況変化や、ロシアによるウクライナ侵攻、エネルギー価格の上昇等の要因によって増加している企業の負担を減らすための措置としています。
尚、今回発表された延長措置は、以下の製品には適用されませんのでご注意ください。
・医療機器
・建築資材
・ロープウエー
・輸送送可能な圧力設備
・無人航空システム
・鉄道機器
・舶用機器
詳細については、英国政府のウェブサイトをご覧ください。
