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サイバーセキュリティ規格のEN 303 645とIEC 62443から考えるIoT機器のあるべき姿

サイバーセキュリティ規格のEN 303 645とIEC 62443から考えるIoT機器のあるべき姿

概要解説セミナー

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サイバーセキュリティ規格のEN 303 645とIEC 62443から考えるIoT機器のあるべき姿
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『Society5.0』社会で高まる、IoT機器のセキュリティ課題

日本政府が掲げる「Society 5.0」で実現する社会では、IoT(Internet of Things)によって、人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、新たな価値を生み出すことで、あらゆる課題や困難を克服することを目指していますが、これを実現するためにはネットワークを介して、多数のIoT機器を繋ぎ連動させる必要があります。
サイバー空間と物理空間との間でのデータのやりとりが活発になる中、IoT機器を狙ったサイバー攻撃の手口は高度化、かつ巧妙化しており、これまでサイバー空間と隔離されていた家電や自動車、ビル、工場など様々なものがサイバー攻撃の脅威にさらされIoT機器のセキュリティ対策は喫緊の課題となっています。

IoT機器の用途は多岐に渡りますが、世界に目を向けてみますと、サイバー攻撃への喫緊の対応については、UKでは独自の規制法案の制定が、EUではREDによる適合要求(義務化)が進んでおり、コンシューマ向けのIoT機器については「EN 303 645」が、産業向けの制御コントロール機器については「IEC 62443シリーズ」に注目が集まっています。これらの規格に基づいた試験を実施し、認証を得ることで、お客様のIoT機器の安全性を担保するとともに、サードパーティによる国際的な信用の担保を得ることに大いに役立ちます。