BSIグループジャパン(英国規格協会)、 国連グローバル・コンパクト(UNGC)に署名
BSIグループジャパン株式会社(所在地:神奈川横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティ イニシアチブである(国連グローバル・コンパクト(UNGC)、以下「UNGC」)に、2022年4月に署名いたしました。
UNGCの定める4分野10原則に賛同し、それらをコーポレート・ガバナンスの枠組みの一環と位置付け、持続可能な社会の実現に対し積極的に貢献してまいります。
BSIグループは、世界最大の標準化機関として1901年に英国で設立した最も長い歴史を誇る国家規格協会であり、2021年で設立120年を迎えました。
設立当初は、建設、造船、鉄道に使用される形鋼の種類が多く、それらを活用するには、多大なコストと混乱が発生していましたが、工業標準委員会が英国規格の形鋼の仕様書を発行したことで、状況が飛躍的に改善され、コスト削減や混乱の収拾が実現しました。
現在では医療、自動車、航空宇宙、食品、ITをはじめとする様々な分野で標準化が求められており、BSIグループは規格策定、製品やマネジメントシステムなどの認証、試験、検査、品質保証及び教育・研修サービスの提供を通して、組織やそこに属する人たちの卓越性の実現をサポートするだけでなく、より良い社会の実現に向けて取り組んでおります。
BSIグループでは、持続可能な開発を支持するにあたって、ISO 26000(社会的責任に関するガイダンス)を使用しており、国際的な認証機関として透明且つ倫理的な行動を通じて、我々の決定や活動が社会や環境に与える影響について説明責任を負うことが重要であると考えています。
BSIグループの中長期事業戦略およびサステナビリティ戦略においては、ESG経営の実現のために具体的なアクションプランを策定しており、その一環として、2018年には健全なグローバル社会の実現を目指し活動を続けているUNGCにBSIグループとして加盟しました。
BSIジャパンとしても、昨年度からISO 14001(環境マネジメントシステム)やISO 45001(労働安全衛生マネジメントシステム)への取り組みを始めるなど、ESG経営の実現に向けた動きを加速化させております。
今回のBSIジャパンとしてのUNGCへの署名はその具体的な取り組みの一つであり、今後はUNGCの加盟企業として、健全なグローバル社会の実現に向けて4分野10原則に準拠した取り組みを継続してまいります。
また、UNGCにおける他加盟組織とも連携し、持続可能な社会の実現に向けて相乗効果を出せるようなイノベーティブな取り組みにも挑戦してまいります。
■当社のサステナビリティページ
https://www.bsigroup.com/ja-JP/about-bsi/social-responsibility/
■国連グローバル・コンパクト(UNGC)について
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティ イニシアチブです。
各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための自発的な取り組みです。
UNGCに署名する企業・団体は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる10の原則に賛同する企業トップ自らのコミットメントのもとに、その実現に向けて努力を継続しています。
URL: https://www.ungcjn.org/index.html
■BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパンについて
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織以上のお客様の活動に貢献しています。BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよびトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。