P2PE(Point to point Encryption)ソリューションは、カード情報を読み取ったPOS 端末のカードリーダーデバイスから決済ネットワークに至るまで、エンドトゥエンドでカード情報を暗号化する考え方に基づいたソリューションです。
近年、マルウェアをPOSシステムに侵入させ、不正にカード情報を取得し、大量のデータを外部へ送信する手法によって米国では大規模なカード情報流出事件が発生しています。
国内でも、2018年6月施行の改正割賦販売法によりPCI DSSへの対応が急がれている状況ですが、「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」においても、対面加盟店向けのカード情報非保持化措置としてP2PEは例示されています。