ISO 45001 について

新国際規格-労働安全衛生マネジメントシステム

労働安全衛生における世界初の国際規格、ISO 45001(労働安全衛生マネジメントシステム)の開発が現在進められています。本規格は、従業員及びその他関係者のために安全で衛生的な職場の提供を行います。また、組織に対して労働安全衛生パフォーマンスの向上と同時に、死亡事故や職業上の怪我や疾病を防ぐ手助けとなります。


ISO 45001発行スケジュール - 2017年4月時点 -


ISO 45001は、現在新しい労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格として開発されています。

当初のスケジュールは2017年内の発行を目指しておりましたが、更なる議論が必要とされており、2018年の4月~6月頃まで発行が持ち越される見込みです。 

 

前回のワーキンググループ会議にて決定された、第2版 国際規格案 ISO/DIS 45001.2:2017 が2017年4月に発行されています。

今後、約4ヶ月の期間をとって、第2版 国際規格案 ISO/DIS 45001.2:2017 の各国の言語による翻訳と、また併せて投票が行われる予定です。

 

現在は英語版での発売となり、BSI Shopでご購入いただけます。

BSI Shop へのリンクはこちらをクリック。

 

投票は2017年7月末に締め切られ、2017年9月に投票結果の見直しが行われる予定になっています。

 

2017年9月に、ISO/DIS 45001.2:2017 が無事承認され、最終国際規格案(FDIS)の要求がされない場合は、2017年11月頃にISO 45001が発行される可能性があります。

最終国際規格案(FDIS)の要求がありFDISの段階に進んだ場合、ISO 45001の発行は2018年4月から6月頃と予想されています。

 

現時点の見通しでは、ISO 45001が発行された場合、OHSAS 18001は廃止される予定です。

現在OHSAS 18001の認証を受けている組織は、ISO 45001へ移行に向けて3年間の期間が設けられる予定です。

 

ISO 45001発行にスケジュールの遅れがでていますが、労働安全衛生マネジメントシステムの導入は組織にとって引き続き重要な問題です。

OHSAS 18001の導入を通じて、組織内に労働安全衛生マネジメントシステム体制を整えることができます。また、ISO 45001への準備や、発行時に効率的切り替えを行うことが可能です。

また既にISO 9001:2015・ISO 14001:2015 の導入が済んだ組織は、附属書SL (HLS)が既にベースとなって構築されているため、同じく附属書SL (HLS)が既にベースとなっているISO 45001の導入が、50%程早く済むと言われております。

(これは附属書SL (HLS)がベースとなっている全ての規格にも当てはまります)

 

BSIでは引き続き、ISO委員会と密に連携をとって、皆様に最新の情報をお伝えいたします。

(今後予告なしに変更される場合があります)

  • 2016年2月:DIS(国際規格案)作成
  • 2017年4月:ISO/DIS 45001.2:2017(第2版 国際規格案)発行
  • 2017年9月:FDIS (最終国際規格案)予定*
  • 2018年4~6月頃:ISO 45001 発行予定*