温室効果ガス排出量検証(GHGEV)

地球温暖化は21世紀に人類が抱える最も大きな課題です。温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)の地球環境への影響の懸念はますます大きくなっており、GHGが気候変動に多大な影響を及ぼすという顕著な証拠が示されています。

今後、政治的・経済的背景に関わらず、世界の国々が、GHG排出削減のための積極的な活動方法を支援するような一連の政策と法的イニシアチブを構築していくことが予想されます。第三者による排出量検証は、その中心的なフレームワークの構成要素です。

温室効果ガス(GHG)の排出量削減を義務づけたEU指令は、より広範な温室効果ガス抑制に関する戦略的/経済的要求事項の一部となり、世界中の組織に影響を及ぼしています。

BSIは、ベースライン排出量、年間排出量、および世界各地のイニシアティブにおけるプロジェクト別排出量の検証業務を実施します。対象には、欧州における排出量の抑制/取引、アジアにおける削減をベースとしたスキーム、さらには最新の国際マネジメントシステム規格ISO 14064-1などが含まれます。

GHGインベントリにより、温室効果ガスの抑制を目指す組織にとって、排出量の検証や排出権の取引が重要な意義を持つようになっています。BSIのアプローチは、エネルギー消費量の削減とプロセス改善の機会を発見するために役立つほか、ステークホルダーが必要としている客観的なGHG情報を提供します。



温室効果ガス(GHG)排出量検証サービスとは

検証とは、報告されたGHG排出量/吸収量の数値が正確であることを保証するプロセスです。BSIのアプローチでは、レポートが信用に足り、事実を正確に示しており、透明性、一貫性、信頼性を有していることが保証されます。

BSIが実施するプロセスは次のとおりです。

  1. 戦略的分析
    プロジェクト活動の概要を把握し、GHG排出の深刻さを理解するために役立ちます。

  2. プロセス分析
    オンサイトで実施する情報検証作業です。データの信頼性を判断する抜き打ち検査を含みます。

  3. リスク分析
    不確実性を最低限に抑えるリスク管理手法の検証を実施し、各ソースからのデータの信頼性の審査を行います。

  4. BSIレポート
    検証作業を通じて発見された問題点を指摘したうえで、報告書の排出量に重大な誤りはないとする限定的意見を記載します。

BSIは、下記の分野で豊富な国際経験を有しています。

  • 認定を受けた排出権取引スキームの検証
  • グループ別/業種別の検証
  • 多数の現場での工程別の導入