PAS 7000:2014
「サプライチェーンリスクマネジメント –供給者事前資格審査」に関するグローバル基準

PAS 7000とは、世界初となるサプライチェーンリスクマネジメントに関する国際規格「サプライチェーンリスクマネジメント -供給者事前資格審査」に関するグローバル基準を指します。

PAS7000 サプライチェーンリスクマネジメント

サプライヤーが、“誰なのか“ ”どこにいるのか“ ”信頼できるのか“ という3つの質問に対して明確にできるよう、サプライヤー評価の基本となるGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)の視点から細かく項目を設定し、サプライヤーのあるべき基準を定義しています。

PAS 7000は大きく「主要要素」と「追加要素」に分かれ、「主要要素」には、会社概要、従業員規則、環境マネジメントなど基本的な情報が網羅されています。一方、「追加要素」においては、トレサビリティや事業継続性など、より詳細な情報を得ることができ、あらゆる業種、あらゆる規模の企業様に対応できるような構造になっています。従って、例えば、一次サプラーヤーと二次サプライヤーそれぞれの取引頻度や内容に応じて、使用項目を選択することも可能です。

サプライヤー側にとっては、現在取引先ごとに異なる質問項目、審査項目に対応が必要であるという状況から、統一された国際規格に基づいて同じ手順で準備、対応を進めることができるようになります。これにより、サプライヤーの負担が減ると同時に、不適切なサプライヤーは排除されるため、本規格を使用することは市場の健全化にもつながります。


PAS 7000:2014に関する記事

BSIジャパンの機関紙 BUSINESS STANDARDS JAPAN Vol.33 に掲載されたPAS 7000に関する記事はこちらからご覧ください。


PAS 7000:2014の入手方法

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