BIM 入門研修

当研修は、英語での開催となります。

建設プロジェクト及び建設資産の意思決定者が、BIMのビジネスケースと、BIMが自組織、発注者/ステークホルダー、サプライチェーンにもたらすその他のベネフィットについて戦略的に理解できるようにします。明確なプロセス及び情報要件を通して、BIMの明確な目的/ユースケースを定めることの重要性を伝えます。

本研修は、BIMを組織に導入することによってもたらされる可能性があるベネフィットと想定されるコストを検討するチャンスです。BIMが近年重要なトピックとなった背景にある経済的プレッシャーの高まりと、これに対して業界がどのように対応し、BIMの導入を支援する技術規格及びプロセス規格を開発するに至ったか、その経緯が分かるように構成されています。

BIMは従来の働き方を劇的に変化させます。このような大きな変革を起こすには、綿密な計画、適切なリソース、そして有能なマネジメントが必要です。潜在的なベネフィットはかなり大きいものの、BMIをそう簡単に考えるべきではありません。そのため本研修では、自組織のビジネスケースと、考えられる変革管理計画について検討する機会も提供します。

受講によるメリット

この研修の主なベネフィットは、次の事項に対する能力が身につけられることです:

  • BIMが与えるベネフィット及び機会を認識する。
  • BIMに関連するリスク及び脅威を特定する。
  • BIMを他の業界の変更議題に関連付ける
  • プロセスの改善により、より良い製品及び成果を提供する
  • BIM実施戦略を開発する

受講者は、特に他の産業やサービス部門と比較して建設業界のパフォーマンスが低いことを熟考することで、BIMが建設及び資産/設備の管理業界でこれほど重要な発展とみなされる理由について、理解を深めていきます。また、BIMの原則を学び、顧客又はエンドユーザー(プロジェクト及び資産管理環境の両方で)に、より優れた価値を提供できるよう、さまざまな方法を検討します。BIMに関する主要なアイデア及び技術的な課題についてもご説明します。