GFSI主導の食品安全を
食品安全新最新動向セミナー
初回特別価格にて受講可能!
本コースにつきましては初回特別価格にてご受講いただけます。
本セミナーは盛況のうちに終了しました。ご来場いただき誠にありがとうございました。
この度 BSIジャパンでは、食品関連事業者の皆様に対して、GFSI主導の食品安全を取り巻く最新動向に関してわかりやすくご説明させていただく特別セミナーを開催することになりました。第一回は 7/5(木)に東京にて開催いたします。初回特別価格でのご案内になります。
今日注目を集めている3つのトピック
2000年に設立されたGFSI(Global Food Safety Initiative)は、世界の小売・製造・その他食品関連企業が参画し、“食品安全”を食品業界が非競争分野として達成しなければならない重要課題として設定し、今や世界の食品安全をリードする組織として見なされています。 2018年3月に日本で初めて行われたGFSI世界会議においても、さまざまなテーマでディスカッションが行われており、そのGFSIの活動に伴って、食品安全に関する企業間の協働はさまざまな領域に波及しております。特に今、3つのトピックが多くの食品関連企業から注目を集めています。
1つめは、米国の輸出の際に遵守が必要な”FSMA(米国食品強化安全法)”への対応が容易になる食品安全・品質規格 “SQF”、2つめはIBM社が提供しているブロックチェーン技術によるサプライチェーン情報管理、そして3つめは、英国他の政府では、既に行政査察の際に確認項目となっているテーマであり、現在コーデックス規格でも、導入が検討されているフード・セーフティ・カルチャー(食品安全文化)の概念です。
1.食品安全・品質規格 "SQF"とは?
ここ数年のGFSIの活発な活動に伴って、GFSI承認スキームの認証取得が取引要件となるケースが世界規模で増え続けています。SQFは、そのGFSI承認スキームのなかでも、2003年に最初に承認された4つのスキームのうちの一つであり、米国のFMI食品マーケティング協会の傘下にあるSQFIが運営する規格です。既に世界市場では著名な規格であり、米国・オーストラリアを中心に8,700以上のサイトが認証を受けています。
現在SQFが大きく注目されている理由の一つとして、米国の輸出の際に遵守が必要な”FSMA(米国食品強化安全法)”への対応が容易になることが挙げられます。
SQFIのwebサイトではFSMA対応に関する情報を常に記載しており、SQF認証を通じて、組織が米国輸出への対応をどのように対応すべきかが明確化できるようになっています。
2.ブロックチェーン技術によるサプライチェーン情報管理とは?
ブロックチェーン(分散台帳技術)とは、ネットワークの全取引の履歴を記録する台帳をそれぞれの参加者が持ち、台帳管理を非集中化することで、各種取引の期間・コスト・脆弱性を改善することが期待される新しい技術です。
IBM社は貿易・金融・仮想通貨等、いくつかのブロックチェーン・プロジェクトを抱えており、その中の一つに”食の安全(Food Trust)プロジェクト”があります。
本プロジェクトはウォルマート社、Dole社、ネスレ社をはじめ、10社の食品関連企業と連携し、仕入れ・製造・輸送等、サプライチェーンにおける食品安全管理体制の構築が共有できる体制の実現に向けて、現在議論が行われています。
2017年、IBM社とウォルマート社は、ブロックチェーン技術を通じて食の安全を可視化するFood Safety Platformの開発に踏み切ると発表しました。近い将来サプライヤーは、ウォルマート社はじめ本プロジェクトの参加企業からの要請として、ブロックチェーン技術を通じた食品安全管理体制の構築及びサプライチェーン情報が求められるとも言われております。
3.フード・セーフティ・カルチャー(食品安全文化)とは?
フード・セーフティ・カルチャーとは、食品安全に対する組織のトップマネジメントの認識、また、直接現場で食品を取り扱う従業者の認識等、組織全体の食品安全への認識が高くないと、安全な食品を消費者に提供することはできないという観点から、食品事業者の組織で、食品安全文化を醸成することが必要であるという考え方になります。
既に、英国や豪州では、行政査察の際に、こういった観点からのチェック項目が運用されております。
また、1963年にFAO(国連食糧農業機関)及びWHO(世界保健機構)によって設置された国際機関であり、HACCPの原則を規定しているコーデックス委員会は、現在、HACCPを含むGHP(適正衛生規範)の改訂を進めており、そのなかで、このフード・セーフティ・カルチャーの概念を導入することを検討しています。
それにより、日本の政府においても、各食品等事業者が、そのような食品安全の認識をもって、食品の取り扱いを行っているかどうかの査察が行われるようになってくる可能性があります。
フード・将来の継続的発展に向けた要求事項への対応...最先端の企業を目標とした組織力の強化へ
日本国内のみならず、海外、特に米国への輸出をお考えの食品事業者様は、SQF等のGFSI認証取得や、 ブロックチェーン技術を通じたサプライチェーン情報の提出等が取引要件として求められるかもしれません。
今回、ブロックチェーン技術の最新動向、フード・セーフティ・カルチャーの概念、またSQF認証と米国輸出への対応等、GFSI主導の食品安全認証を取り巻く動向を皆様にご説明させていただくための特別セミナーを開催することになりました。
参加者の皆様には、最新の要求事項に対応できる食品安全の仕組み作りと、将来に渡って発展できる組織体制の構築等のきっかけを掴んで頂くことが出来れば幸いです。
BSIは世界181カ国以上、81,000以上の組織にサービスを提供してきた、世界市場における認証業界のパイオニアです。また各国の食品事業関連組織と連携し、世界市場でビジネス展開するための手助けをしてきた実績もございます。本セミナー、また私たちのサービスを通じて、引き続き皆様の最適なビジネスパートナーとしてお手伝いできれば幸いです。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
受講によるメリット
・GFSI主導の食品安全の最新情報と今後の動向を知ることができる
・米国輸出の際に対応が必要なFSMAの情報、またSQF認証による対応を知ることができる
・ブロックチェーン技術によるサプライチェーン情報管理、およびフード・セーフティ・カルチャー(食品安全文化)の概念の最新情報と今後の動向を知ることができる
受講対象者
食品関連事業者、ISOコンサルティング会社
コースの目的
日 時: 2018年7月5日(木) 14:00~17:30 (受付 13:30より開始)
場 所: BSIグループジャパン株式会社 東京本社 MAP
東京都港区北青山2-12-28 青山(セイザン)ビル3階 セミナールーム
※直接3階にお越しください。
定 員: 50名
第1部: 米国・食品安全強化法を受け、変容するSQF認証
講師:Todd Redwood(BSIアジア・パシフィック地域 食品事業ディレクター)
第2部: ブロックチェーン技術によるサプライチェーン情報管理
講師:水上 賢(日本アイ・ビー・エム株式会社 ブロックチェーン・ソリューションズ ブロックチェーン担当部長)
第3部: フード・セーフティ・カルチャー(食品安全文化)
講師:岡田 綾子 (BSIグループジャパン 食品セクター審査部 部長)
コース(受講料)に含まれるもの
- 研修テキスト
受講要項
お支払いについて
-
コース開催決定後、おおよそコース開催の2週間前にご請求書を郵送にてお送りいたします。コース開催日までに銀行振込みにてお支払いをお願い致します。
-
お問い合わせは教育事業部までご連絡ください。
キャンセル
-
お申込後、キャンセルをされた場合には以下のキャンセル料が発生します。
-
開催日の13日前~7日前までのキャンセル:参加費用の50%
-
開催日の6日前~当日のキャンセル:参加費用全額
ご不明な点など、どうぞお気軽にお問い合わせください。
教育事業部
03-6890-1175
Japan.Training@bsigroup.com
食品安全新最新動向セミナー
初回特別価格にて受講可能!
本コースにつきましては初回特別価格にてご受講いただけます。
本セミナーは盛況のうちに終了しました。ご来場いただき誠にありがとうございました。
この度 BSIジャパンでは、食品関連事業者の皆様に対して、GFSI主導の食品安全を取り巻く最新動向に関してわかりやすくご説明させていただく特別セミナーを開催することになりました。第一回は 7/5(木)に東京にて開催いたします。初回特別価格でのご案内になります。
今日注目を集めている3つのトピック
2000年に設立されたGFSI(Global Food Safety Initiative)は、世界の小売・製造・その他食品関連企業が参画し、“食品安全”を食品業界が非競争分野として達成しなければならない重要課題として設定し、今や世界の食品安全をリードする組織として見なされています。 2018年3月に日本で初めて行われたGFSI世界会議においても、さまざまなテーマでディスカッションが行われており、そのGFSIの活動に伴って、食品安全に関する企業間の協働はさまざまな領域に波及しております。特に今、3つのトピックが多くの食品関連企業から注目を集めています。
1つめは、米国の輸出の際に遵守が必要な”FSMA(米国食品強化安全法)”への対応が容易になる食品安全・品質規格 “SQF”、2つめはIBM社が提供しているブロックチェーン技術によるサプライチェーン情報管理、そして3つめは、英国他の政府では、既に行政査察の際に確認項目となっているテーマであり、現在コーデックス規格でも、導入が検討されているフード・セーフティ・カルチャー(食品安全文化)の概念です。
1.食品安全・品質規格 "SQF"とは?
ここ数年のGFSIの活発な活動に伴って、GFSI承認スキームの認証取得が取引要件となるケースが世界規模で増え続けています。SQFは、そのGFSI承認スキームのなかでも、2003年に最初に承認された4つのスキームのうちの一つであり、米国のFMI食品マーケティング協会の傘下にあるSQFIが運営する規格です。既に世界市場では著名な規格であり、米国・オーストラリアを中心に8,700以上のサイトが認証を受けています。
現在SQFが大きく注目されている理由の一つとして、米国の輸出の際に遵守が必要な”FSMA(米国食品強化安全法)”への対応が容易になることが挙げられます。
SQFIのwebサイトではFSMA対応に関する情報を常に記載しており、SQF認証を通じて、組織が米国輸出への対応をどのように対応すべきかが明確化できるようになっています。
2.ブロックチェーン技術によるサプライチェーン情報管理とは?
ブロックチェーン(分散台帳技術)とは、ネットワークの全取引の履歴を記録する台帳をそれぞれの参加者が持ち、台帳管理を非集中化することで、各種取引の期間・コスト・脆弱性を改善することが期待される新しい技術です。
IBM社は貿易・金融・仮想通貨等、いくつかのブロックチェーン・プロジェクトを抱えており、その中の一つに”食の安全(Food Trust)プロジェクト”があります。
本プロジェクトはウォルマート社、Dole社、ネスレ社をはじめ、10社の食品関連企業と連携し、仕入れ・製造・輸送等、サプライチェーンにおける食品安全管理体制の構築が共有できる体制の実現に向けて、現在議論が行われています。
2017年、IBM社とウォルマート社は、ブロックチェーン技術を通じて食の安全を可視化するFood Safety Platformの開発に踏み切ると発表しました。近い将来サプライヤーは、ウォルマート社はじめ本プロジェクトの参加企業からの要請として、ブロックチェーン技術を通じた食品安全管理体制の構築及びサプライチェーン情報が求められるとも言われております。
3.フード・セーフティ・カルチャー(食品安全文化)とは?
フード・セーフティ・カルチャーとは、食品安全に対する組織のトップマネジメントの認識、また、直接現場で食品を取り扱う従業者の認識等、組織全体の食品安全への認識が高くないと、安全な食品を消費者に提供することはできないという観点から、食品事業者の組織で、食品安全文化を醸成することが必要であるという考え方になります。
既に、英国や豪州では、行政査察の際に、こういった観点からのチェック項目が運用されております。
また、1963年にFAO(国連食糧農業機関)及びWHO(世界保健機構)によって設置された国際機関であり、HACCPの原則を規定しているコーデックス委員会は、現在、HACCPを含むGHP(適正衛生規範)の改訂を進めており、そのなかで、このフード・セーフティ・カルチャーの概念を導入することを検討しています。
それにより、日本の政府においても、各食品等事業者が、そのような食品安全の認識をもって、食品の取り扱いを行っているかどうかの査察が行われるようになってくる可能性があります。
フード・将来の継続的発展に向けた要求事項への対応...最先端の企業を目標とした組織力の強化へ
日本国内のみならず、海外、特に米国への輸出をお考えの食品事業者様は、SQF等のGFSI認証取得や、 ブロックチェーン技術を通じたサプライチェーン情報の提出等が取引要件として求められるかもしれません。
今回、ブロックチェーン技術の最新動向、フード・セーフティ・カルチャーの概念、またSQF認証と米国輸出への対応等、GFSI主導の食品安全認証を取り巻く動向を皆様にご説明させていただくための特別セミナーを開催することになりました。
参加者の皆様には、最新の要求事項に対応できる食品安全の仕組み作りと、将来に渡って発展できる組織体制の構築等のきっかけを掴んで頂くことが出来れば幸いです。
BSIは世界181カ国以上、81,000以上の組織にサービスを提供してきた、世界市場における認証業界のパイオニアです。また各国の食品事業関連組織と連携し、世界市場でビジネス展開するための手助けをしてきた実績もございます。本セミナー、また私たちのサービスを通じて、引き続き皆様の最適なビジネスパートナーとしてお手伝いできれば幸いです。
皆様のご来場心よりお待ちしております。