UKASからANABへのグローバル認定移行に関するご案内

お客様各位 

UKASからANABへのグローバル認定移行に関するご案内

拝啓

初冬の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

このたびBSIはISO9001, ISO14001, ISO27001, 並びにISO22000におけるグローバル認定機関*をUKAS**からANAB***へ変更することにいたしました。

注 釈

グローバル認定機関*; 複数の国・地域をまたいで認証登録機関を認定登録した認定機関のこと。 認定機関はお客様の個々の認証には直接関与することはなく、あくまで弊社のような認証登録機関の活動を監視する組織です。

UKAS**;  (United Kingdom Accreditation Service; 英国認定機関)
ANAB***; (The American National Standards Institute(ANSI)- American Society for Quality (ASQ) National Accreditation Board; 米国規格協会―米国品質協会による認定機関)

対象となる規格と適用開始時期

弊社での移行に関する適用開始は以下の通りとなっております。

  • ISO9001, ISO14001, ISO27001並びにISO22000が対象となります。
  • 2009年4月1日以降、あらたに認証書を発行、もしくは再発行する時点から、組織への適用となります。 ただし、2009年1月1日以降であれば、ANABでの認証書発行・再発行が可能となります。 (2009年1月1日から2009年3月31日までにUKAS認定下で発行した証書についても2009年4月1日以降に再発行をする際にはANABに変更させていただくことになります)。
  • 現在発行されている認証書は再発行の時期が到来するまで従来どおり有効です。
  • ISO13485並びにBS25999; EU領域外においては、UKASによるグローバル認証を引き続きご提供させていただくことに決定いたしました。 従いまして、変更などはございません。
  • ISO20000; 現在JIPDEC及びitSMF認定でのサービスをご提供させていただいております。
  • OHSAS18001;非認定であるため、影響はございません。

認定シンボルの使用について

今回のグローバル認定機関変更に伴いUKASの認定シンボルを使用できるのは、ANABによる認証書の発行までとなります。 ANABによる認証書が発行されますと認定がUKASからANABへと切り替わりますので、それ以降についてはANABの認定シンボルを使用ルールに従いご利用いただくことになります。

掲示用証書、名刺や社外文書などにお使いいただいているUKASロゴについては、ANABによる認証書に切り替わる時点で変更していただく必要がございます。 次回の認証書改定の時期をご考慮のうえANABロゴへの切替などをご計画いただけますようお願い申し上げます。 なお、この点に関しましてご不明な事柄がございましたら、本文の末尾にあります問い合わせ窓口にご相談ください。

認定機関変更の背景

今回のグローバル認定機関の変更の最大の理由は、欧州連合(EU)が2008年8月に発行された認定機関への要求事項の中において、EU内の認定機関に関して規制を設けたことにあります。

この規制の目的はEU内において1つの認定証書があれば、EU領域においては十分であることを確実にすること。 並びに付加価値なく費用を増加させる複合認定を避けることにあります。 また、認定機関同士の競合は活動の商業化を引き起こし引いては審査登録機関の独立性、公平性を担保するという本来の目的を損なう恐れが生じるとして、他の認定機関と競合するような環境を排除しなければならないと要求しております。 EUの認定機関はEU以外での活動をしても良いが、自国での活動並びに本規定において定められたEUでの相互協力や相互評価活動に一切の影響を及ぼしてはならないとも要求しております。

本規制は2010年1月1日より適用される予定です。 規制の発効後はUKASはEU領域内での認定活動が基本的に出来ないことになります。 この規制には発効後5年間の移行期間が設けられていますが、有効期限内であっても拡大や再認定においては許容されません。 この決定を受けてBSIとしては本来の意味のグローバル認定を維持するためにEU加盟国の認定機関以外への変更の検討を開始しました。

あらたな認定機関の検討にあたっては、複数の認定機関を①グローバル認定機関としての認知度と信用力、②国際的な認定活動への取り組み、③従来の制度にとらわれない新しいビジネス展開に対する積極性の3点から評価し、その結果、当社はANABを選定することになりました。

特に、ポイントとなった点としては、MCAA(Multilateral Cooperative Accreditation Agreement -- 多国間審査協力覚書)の発起機関として国際的認定機関としてリーダーシップと取っている点があります。 MCAAは2005年3月にJABも参加している初めての重要な認定機関同士の国際的協力に関する覚書であります。 ちなみにUKASは不参加のままでございます。

また、既成概念にとらわれることなく、MCAAを活用した認定審査の導入や、認証審査立会よりむしろ市場調査の導入、また(Webなど)テクノロジーを活用した迅速な認定作業の導入など、革新的なアイデアを持ちあわせております。 BSIとしては、ANABこそが真のグローバルサービスを提供でき、他の認定機関と協業するための実践的手段を持つ、今後の方向性を示す認定機関であるとして評価・選定をいたしました。

BSIは、今後も市場ニーズに基づき、引き続きJAB並びにJIPDEC認定を継続してまいります。今回の変更に伴い、皆様へのサービス提供に関しての影響が最低限にとどまるように努めてまいります。 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ご不明な点などございましたら、下記宛てにご連絡いただきますようお願い申し上げます。

お問い合わせ専用メールアドレス: Japan.anab-info@bsigroup.com
BSIグループジャパン株式会社 営業本部 (代表) TEL:03-6890-1172

引き続き倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。

敬具

 

お問い合わせ窓口:
BSI グループジャパン株式会社
営業本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1172 (営業本部 代表)
Email: Japan.anab-info@bsigroup.com