農産物の流通・加工 SAN CoC認証

BSIジャパンは、世界的なサステナビリティ団体であるレインフォレスト・アライアンスと業務提携を行い、持続可能な農業経営に対するレインフォレスト・アライアンス認証のCoC:Chain of Custody(加工流通過程の管理)審査サービスを提供しています。

レインフォレスト・アライアンス認証では、環境面・経済面・社会面で持続可能な農場経営を行っている農園に対して認証を行い、農場及び地域を守ることに貢献しています。




背景

農地拡大は、森林伐採の理由の70%を占めていて、熱帯雨林にとって最大の脅威となっています。生物多様性に富んだこれらの地域では、農園がしばしば、土壌浸食や水質汚染、野生生物の生息地破壊などの原因になっています。

レインフォレスト・アライアンス認証は、持続可能な方法で農作物を栽培し、また牧場を管理することを奨励します。

レインフォレスト・アライアンス認証の基本にあるのが、環境保護、社会的公正、経済的競争力という持続可能性の3本柱です。


レインフォレスト・アライアンス認証を受けるための農園管理の10原則

  1. 社会的、環境保護的な農園経営
  2. 生態系の保全
  3. 野生の動植物の保護
  4. 水資源保全
  5. 差別のない待遇と健全な労働条件
  6. 収穫物の管理
  7. 職業上での健康と安全の配慮
  8. 収穫物の管理
  9. 土壌の管理と保全
  10. 廃棄物の管理

CoC審査サービスについて

CoC(Chain of Custody)審査制度は、2012年5月に開始が発表されました。

これまで、レインフォレスト・アライアンス認証は、「農場」に対する審査のみでしたが、「農場」から「消費者」を繋ぐ「サプライチェーン」に対してCoC審査を行うことにより、レインフォレスト・アライアンス認証の製品が、基準に従い管理され、確実に消費者へ届くようするために開始されました。

CoC認証は、認証を受けた農園からの農産物が、「加工・流通」の過程で適切に管理され、確実に消費者へ届くようにするための仕組みです。レインフォレスト・アライアンス認証のマークを製品に付けるには、認証を受けている農園からの農作物を30%以上含めている必要があります。


認証を受けるには

CoC審査を受けるには、認証を受けた農場からの農産物が購入、製造、保管、販売などの各工程で、他の製品との明確な識別、帳票上での明示、記録の保管、及びその管理に対する従業員への教育などが求められます。

審査を受けるためには、サステイナブル・アグリカルチャー・ネットワーク(SAN:Sustainable Agriculture Network)の基準があり、審査では、これに従い管理がされていることを確認します。

CoC審査の対象となる組織は、レインフォレスト・アライアンス認証のマークを製品に付けている組織及びその製品の流通・加工に関わっている組織です。


CoC審査のメリット

レインフォレスト・アライアンス認証制度 CoC審査のメリットには、次のようなものが挙げられます。

  1. レインフォレスト・アライアンス認証の製品を取り扱うことができ、差別化ができます。
  2. 組織のCSR(企業の社会的責任)への積極的な取組みをアピールできます。
  3. レインフォレスト・アライアンス認証に興味がある新たな取引先との契約や市場開拓ができます。
  4. 適切な農場運営・森林保護に貢献することができます。
  5. グローバルで活用されている認証制度であるため、日本国内のみならず、国外へもアピールできます。
  6. ブランドイメージを向上できます。
  7. 製品の管理・識別を強化できます。

認証のステップ

レインフォレスト・アライアンス認証制度 CoC審査は以下のステップで行われます。

レインフォレスト・アライアンス認証の製品を取り扱うには、レインフォレスト・アライアンス認証制度 CoC認証を受ける必要があります。