事例紹介:BCMS認証
アクサ生命保険株式会社

▲ 2015年6月17日 (水) に札幌の北海道庁赤れんが庁舎にて行われた認証授与式において

写真右:アクサ生命保険株式会社 取締役 代表執行役社長兼CEO ジャック・ドゥ・ペレティ様

写真左:BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長 竹尾 直章

 

BSI ジャパンは、アクサ生命保険株式会社へ、ISO 22301(事業継続マネジメントシステム:ISMS)を認証いたしました(認証登録日:2015 年4 月16 日)。6 月17 日(水)には、札幌の北海道庁赤れんが庁舎会議室にて「アクサ生命保険株式会社のISO認証授与式開催について~ BCP(事業継続計画)の進捗状況(地元企業との連携)の報告~」と題した記者発表会にて、改めて認証書の授与をさせていただきました。この度の認証取得に関して、アクサ生命保険株式会社様より、以下のコメントをいただいています。

 

ISO 22301 認証取得の背景、目的について教えてください。

東日本大震災を機に、会社としての事業継続の重要性を改めて認識し、2012 年 4 月に危機管理・事業継続部門を設置しました。その中でアクサ生命が目指すカスタマーセントリシティ(お客さま中心主義)のさらなる向上を図るために、いかなる事象が発生しても変わらぬサービスを提供することができる体制の強化と維持・継続への取り組みを進めてきました。当時まだ生保業界で認証取得している会社がなかったことや、社内のBCM に対する関心が高まっていたこともあり、またそれを浸透・定着させるために、ISO の認証取得を当社の事業継続計画に取り込むこととしました。

また、昨年には、事業拠点の分散と重要業務の移転によって、事業の継続性を飛躍的に強化することを目的として、「札幌本社」を設置しました。

▲ アクサ生命保険株式会社 札幌本社

▲ オープニング時のテープカットの様子

ISO 22301 構築・認証で良かった点はどういったことでしょうか?

BCP が形骸化せずに事業継続マネジメント体制が更に強化されること、また、社員の危機管理意識のさらなる醸成と、アクサ生命が目指すカスタマーセントリシティ(お客さま中心主義)に資する取り組みとなったことです。

 

ISO 22301 の今後の活用について、お考えをお聞かせください。

事業経営において事業継続体制の維持・改善につながるPDCA サイクルを回すことによって、さらなるサービス品質の向上を実現したいと考えています。

 

当日の認証授与式、記者発表会の様子

6 月17 日(水)に開催された認証授与式においては、フランス本社より来日されたアクサ生命保険株式会社取締役代表執行役社長兼CEO ジャック・ドゥ・ペレティ様に、弊社代表取締役社長 竹尾より認証書の授与をさせていただきました。北海道や札幌市の自治体からの出席もあり、また多くの記者の方々も出席されており、注目度の高さがうかがえる式となりました。

▲ アクサ生命保険株式会社 取締役 代表執行役社長兼CEO ジャック・ドゥ・ペレティ様に、弊社代表取締役社長認証書を授与させていただきました。

BSI グループジャパン株式会社 代表取締役 竹尾直章は以下のように述べ、その後は多くの記者の方々と活発なやり取りが行われました。「BSI ジャパンは、アクサ生命が危機管理・事業継続部の主導の下で各部門において策定されたBCP をベースとして主要業務活動を対象にBCMS を構築されており、特に札幌本社の設置により東京での主要業務を札幌で継続できる体制を整備されていることが今回の審査において示されていることを確認しています。」

▲ BSIジャパン竹尾よりご挨拶と、今回の認証についてご説明しました。多くの記者の方がいらっしゃっており、注目度の高さが伺えます。

また、その後行われた災害時連携協定基本合意の記者発表会では、アクサ生命保険株式会社と、大手小売り企業「イオン北海道株式会社」、および北海道札幌市に拠点を置く不動産企業「株式会社ビッグ」の3社による、アクサ生命の事業継続体制の強化に関する災害時連携協定の合意の発表が行われました。この協定はアクサ生命が首都圏有事の際、東京本社より応援要員を受け入れるに当たり、その応援要員の札幌市での滞在基盤を2社の協力を得て迅速に確保することを目的としたものであり、平時において3 社は「減災・防災のパートナー」として、各社が培った減災や防災に関する知見を社会啓発に役立て、地域社会の持続的な発展に貢献していくことを目指されるとのことです。

▲ 3社による基本合意の発表を記念し、写真撮影が行われました。

写真左:株式会社ビッグ代表取締役社長 村上 晶彦様、

写真右:イオン北海道株式会社代表取締役社長 星野 三郎様